カルシウムたっぷりの夏向き歯強化ご飯
宮崎強度料理風 冷や汁 麦ご飯添え




季節は夏真っ盛り。
容赦ない暑さや有害な紫外線は人の身体を熱し 気持ちをイライラさせます。
こんな時は身体の余分な熱を冷まし、汗で流れ出た 「気」(エネルギー)と「水」(体内の水分)の不足を補って 夏バテを招かないようにすることが大切です。

中国医学では、歯は「腎」と関係が深く、腎が弱い人は 虫歯になりやすかったり、歯がもろくグラグラしやすい などの特徴があります。

そこでカルシウムたっぷりの冷や汁に、腎を強化し 夏バテを改善する食材を組み合わせた 薬膳レシピをご紹介します!


<材料/4人分>

・水800cc
・イリコだし(粉末)大さじ1
・和風だし(粉末)小さじ1
・昆布7×7センチを1枚
・お好みの味噌(赤味噌以外)大さじ2
・白ねりごま 小さじ1
・焼いたアジの干物のほぐし身大さじ3
・木綿豆腐 1丁
・きゅうり 2分の1本 丸くスライス
・紫蘇の葉 3枚 細く千切り
・ミョウガ 2個 斜めスライス
・黒ごま  大さじ2

・麦ご飯  適量


<作り方>

1,鍋に水を入れ火にかけ昆布と粉末ダシを加える。味噌と白練りゴマを溶き入れ、つぶした木綿豆腐を入れたら火を止める。常温まで冷めたら冷蔵庫で冷やす。

2,麦ご飯に冷や汁をかけ、アジの干物、きゅうりとミョウガ、紫蘇、黒ごまをトッピングする。

<効能>

イリコ粉末やアジ、木綿豆腐は歯の原料となるカルシウムがたっぷり。

体の余分な熱を冷まし、体液を補う大豆製品(みそ、豆腐、豆乳など)は女性ホルモンを補うイソフラボンを含むので女性は美容食としても常食したい食材です。

麦ご飯は元気の素となる「気」を補い、だるさを解消して 夏の疲れを癒します。

キュウリやミョウガ、紫蘇などの香味野菜は夏らしく爽やかな風味を醸し出すだけでなく、体に溜まった老廃物を排出したり、イライラで滞った「気」を流して、ストレスにさらされた心身の状態を癒すという効能があります。

黒ごま、昆布など黒い色の食べ物は「腎」を強める食材。歯や骨を司る「腎」は人の老化にも関連しているので腎を強める食材は歯に良いだけでなくアンチエイジングにも効果が期待できます。

夏バテで食欲のない朝でもサラサラとおいしく食べられる栄養満点の一品です。是非お試し下さい!



冬向け食材パート2


冬向け食材パート1


豆乳


夏向け食材(瓜類)


梅雨向け食材(豆・イモ・葛粉)


やまいも


ドライフルーツ


高野豆腐


ニンジン・トマト・菊花